角信樹さん×山陰ステキ不動産(株)

会員の輪

事務所内観。元はクリーニング屋さんだった設備を生かしリフォームを施した。

Q 事業内容を教えてください。
A 平成30年に道笑町にて不動産事業を開始しました。“普通の不動産屋はやらないこと”をコンセプトにしており、“役に立つ”“楽しい”“面白い”ことを基準に仕事をしています。現在、空き家の再生が主な仕事で、具体的には空き家や空き地などを借り上げ賃貸できるようリフォームや、買い取って魅力ある物件へとリフォームし、その物件を賃貸しています。当社が借り上げる場合、不動産の所有者様の希望による工事以外は基本的に無料でリフォームを実施しています。
　毎年、米子・境港・松江・出雲・西伯郡・伯耆町などの山陰を中心に空き家の管理に困っている方から多くのご相談をいただきますが、その不動産をどのように活用することが関わる人にとってベストな選択であるか、ご希望に沿ってアドバイスをさせていただき、当社でなく他社に依頼される方が向いている場合はそちらをおすすめすることもあります。常にこの仕事は“役に立つ”“楽しい”“面白い”ことであるかを基準にしています。お客様には無料のリフォームを経てさらに賃貸として不動産収入が発生する仕組みにお喜びの声をいただき、それが私のやりがいに繋がっています。

Q創業の経緯・経歴を教えてください
A 私は富山市出身で、実家はマスイチ醸造㈱という明治27年に創業した醸造会社を営んでいたことから、自ら事業を営むことは縁遠いものではありませんでした。
大学卒業後、大阪の不動産会社などでの15年の勤務を経て、妻の故郷である安来市へＩターンしました。その後、米子市の建設不動産会社に7年間勤務しましたが、当時の勤務先では古い物件は色々な面で大変なことが多いので、基本的には解体して新築を提案するという考え方があり、それに強く疑問を持ちました。日に日に「もっと人の役に立つ仕事がしたい」「楽しい仕事がしたい」「面白い仕事をしたい」という気持ちが強くなり、試行錯誤した結果、古い物件を借りてリフォームし、それを貸すという事業で創業に至りました。
また、それまでにお世話になった方々（以前の勤務先や取引先）が行っている事業と私が行う事業が競合することにはまったく興味がないとも感じていたため、自分のやりたいことを重視して、人の役に立つ新しいことを始めることを決意しました。

Qどんな事業所にしたいですか？
A 普通の不動産屋のやることは基本的にやりません。“役に立つこと”“楽しいこと”“面白いこと”ことをモットーに、毎年新しいことに取組み続けていきたいと思っています。今後は中古物件だけでなく、新築のアパートや戸建住宅にも着手し、「気に入ったら買える賃貸」などの提案で、新しい「売り方」をしていきたいと思っています。

BEFORE

AFTER

角さんが手がけた中古物件のリフォームのビフォーアフター

Qお客様へ一言お願いします。
A≪不動産業者様や経営者の方へ≫１つの案件に関わる人みんなが、喜ぶことを目指して仕事をしていきたいと思っています。同じように考えておられる方と仕事ができると嬉しいです。コロナ禍ではありますが、色々な方のご意見や考え方をお伺いできたらと思いますので、お茶を飲みながらお話が出来れば素晴らしいことだと思っております。
≪空き家などをお持ちでお困りの方へ≫いつでも相談に乗りますので、お気軽にご連絡いただけたらと思います。