創業139年、歴史を受け継ぐ染物屋の新しい“カタチ”

第271回 会員の輪

  • Q 事業内容を教えてください。
  • A

    1702年に紺屋町に創業して以来、代々引き継がれ、今年で319年を迎える染物屋です。店舗ののれんや 大漁旗、はっぴや神社幕・祝い旗・風呂敷・手ぬぐい・タオルなど、様々なものに染色した商品を、注文を受け て制作しており、全国各地から注文をいただいています。また、鳥取県伝統工芸士の認定を受けた店であり、現 在は祖母と 13 代目で代表である父、14 代目の私で営業しています。

大漁旗。全国各地から注文が入る人気商品。
初節句の祝い旗
  • Qこの道を目指そうと思ったきっかけは何ですか?
  • A

    私は米子市で生まれ育ち、地元の高校を卒業後、大阪の大学で国際コミュニケーションを学びました。子ども の頃から、12 代目である祖父と13 代目である父がこの仕事をしていたことから、将来は自分もこの道へ進むの だろう、とは思っていましたが、大きなきっかけとなったのは、私が小学生の頃のことです。父が私の学年の児童の前で講師となり、当店について・染物について話す場がありました。それまでこの仕事を間近で見てきたわけではなかったので、父の仕事を詳しく知る初めての機会となりました。そこで改めて染物屋という仕事が「かっこいい」という気持ちを持つようになり、自分も将来は染物の仕事をしたいと思うようになりました。
    大学を昨年3月に卒業後、米子に戻り、4月から当店で修業中です。大学で外国文化や中国語などを学んだ強みを生かし、ゆくゆくは外国人観光客や海外へ向けた販売にも取り組んでいきたいと考えています。

  • Qどんなお店にしたいですか
  • A

    “伝統工芸”と聞くとなかなか身近に感じてもらいにくいのではないかと思っています。染物をより身近なものにするため、若い世代に広めていきたいと思っています。そのために日常で使用してもらえる商品も展開していきたいと考えています。 その取組として、服飾雑貨を制作・販売する工房「瑞染堂」を昨年11月に米子市四日市町にオープンしました。私の母が店長として、制作・販売を担っています。ブックカバーやエプロン・カバンなどのオリジナルの商品を販売する他、オーダーメイドでの制作も可能です。中でも人気が高いのは“マリリンモンロー”柄のエプロンで、背景色や唇の色などの希望に合わせてオーダーメイドで制作しています。今後もアイテム数を増やし、染物を広めていきたいと思っています。

2020年11月にオープンした「瑞染堂」
  • Qお客様へ一言お願いします。
  • A 染物の可能性は無限です!「こんなものが創りたい」「こんなものがあったらいいな」「オリジナルのものが創 りたい」など、ご要望があればお気軽にご相談ください。オーダーメイドの祝い旗やはっぴなども制作可能です!予約制で染物体験(5,000 円~)もできますので、お気軽にお問合せください!

事業所概要

松田染物店

代表者 13代目 松田成樹氏
所在地 米子市紺屋町47
営業内容 染物制作・販売
受付時間 9:00~17:00
定休日 日曜・祝祭日
TEL 0859-22-3358
FAX 0859-32-5712
創業 1702年
HP http://some-matsuda.com/
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事業所名 : 瑞染堂

所在地 米子市四日市町88ロータスビル2F
営業内容 染物服飾雑貨制作・販売
受付時間 10:30~17:00
定休日 木曜・土曜午前・日曜午前(変更あり)
TEL 0859-22-3358
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