2026chamble_1月号_本誌
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16Vol.相談予約はこちら今月のアドバイザー呼称の統一は、一見小さな取り組みのように思えます。しかし、そこには次の3つの組織的価値があります。~ハラスメント防止と離職率低下に寄与する“組織内のマナー”~“人間関係ストレス”を低減。ルを防ぐ。呼称を揃えることで、組織における人間関係の秩序と尊重の文化を育てる。① ハラスメントの未然防止 不公平な呼び方や人格軽視と捉えられる行為を排除し、トラブ② 公平性・信頼性の醸成③ 働きやすさ・定着率の向上 スタッフ間の心理的安全性を確保し、離職要因の多くを占める経営に関する専門家無料相談窓口(完全予約制)をご利用ください!!代表 國須 多加志 氏[取得資格]⃝中小企業診断士コンサルティングオフィスLIBERO 一方で、呼称を整えることが職場改善につながっている実例も増えています。人材定着の研究を行う HR 総研の調査によると、人間関係の不安は離職理由の上位に毎年挙がっており、企業側の対策として「コミュニケーションルールの明確化」「呼称の統一」を行う企業が増加しているとのことです。ある外食チェーンでは、店舗内での呼び方を「姓+さん」で統一したところ、半年後のスタッフ定着率が15%改善したという報告もあります。 呼称は単なる形式ではなく、組織における人への向き合い方を表す“大切なマナー”であり、健全な職場文化を築くための重要なマネジメント要素と言えます。ハラスメント対策は規則で縛るものではなく、人を尊重する土台を整えることから始まります。新しい年の今日からからできる一歩として、まずは職場の呼び方を見直してみてはいかがでしょうか。当所では専門家(中小企業診断士、経営コンサルタント、税理士、公認会計士、弁護士、行政書士、司法書士、IT ストラテジスト、知財コーディネーター 他)による無料相談を実施しております。 職場での何気ない言葉づかいや人の呼び方が、組織風土や人間関係に大きな影響を及ぼす―近年、このような職場コミュニケーションに関する課題が注目されています。 職場の雰囲気は、日々のコミュニケーションの積み重ねによってつくられます。その中でも意外と見落とされがちなのが「呼び方」です。「あの人」「お前」「ニックネーム呼び」「ちゃん付け」「呼び捨て」など、何気ない呼称のクセが、知らず知らずのうちに人間関係の溝を作ってしまうことがあります。 実際、厚生労働省の「総合労働相談コーナー」に寄せられた相談のうち、職場のいじめ・嫌がらせに関するものは11年連続で最多となっています。その背景には「意図せず不快な思いをさせてしまうコミュニケーション」があり、呼称の問題はその代表例の一つとされています。最近では、上司が部下を「◯◯ちゃん」と呼んだことが不適切として注意を受けたケースや、特定の人だけを呼び捨てにしていた職場でパワハラと判断された事例も報告されています。経営課題の解決にぜひご活用ください。39呼称のルールが職場を変える当所専門相談員からの「経営耳より情報」

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