2025chamble_11月号
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8992~199~6講師の堀氏は広域連携での山陰周遊観光の可能性についても語られましたミャクミャク像の前での集合写真景観重要建造物第1号である旧樋口家住宅前での集合写真昼食会場【バルニバービ淡路島1店舗目の GARB COSTA ORANGE( ガーブ コスタ オレンジ )】NOTE を視察。代表取締役の藤原氏より説明をいただきました。同社は全国33地域でまちづくり「同業種ばかりが近隣に点在しない仕組み作りが大変参考になった」等の声が寄せられました。 8月26日 ( 火 )、当所にてインバウンド受入れ対策についての講演会を観光・飲食業部会と共同で開催し、28名の方にご参加いただきました。 今回の講演会では、統計データから訪日外国人旅行者の動向とニーズを捉え、観光商品の造成に役立てていただくことを目的として、東武トップツアーズ(株)インバウンド推進事業部の顧問・堀和典氏を講師にお招きしました。 講演では、国籍別の訪日外国人旅行者数や消費額とその内訳等を直近のデータから解説いただきました。 また、観光商品の造成について、観光客が求めているものから組み立てる「マーケットイン」の発想が有効であるとしつつ、オーバーツーリズムの問題にも触れ、環境・社会・経済のバランスを取りながら、観光と地域社会の共存を図る「サステイナブルツーリズム」の視点についてもご紹介いただきました。 米子商工会議所では、今後もインバウンドに係る情報の周知、セミナーの開催、Google ビジネスプロフィールの活用支援等を通じて、訪日外国人受入れ態勢整備を推進いたします。 9月1日(月)~2日(火)19社38名の方にご参加いただき、当所会員限定の「2025大阪・関西万博会員ツアー」を実施しました。本ツアーは7月、8月と実施し、今回で3回目となり、全ツアーの中でも最多の参加者となりました。 両日とも35度を超える猛暑に加え、万博会場は9/1は143千人、9/2は162千人の入場者数もあり大変混雑しておりましたが、本ツアーでも前回に引き続き、大阪商工会議所(日本商工会議所)の出迎えを受け記念品等をいただき、また、鳥取県等のご協力のもと関西パビリオンの優先入場、予約済みの NTT パビリオン、フランスパビリオンの視察を行うなど、充実した有意義なツアーとなりました。 9月18日 ( 木 ) ~19日 ( 金 ) に、流通部会主催の「米子市のまちづくりに向けた先進地視察研修会」を実施し、7名の方にご参加いただきました。 初日は、歴史的建造物を活用した宿泊施設や店舗の企画・運営を行う兵庫県丹波篠山市の(株)事業「NIPPONIA」を展開しており、持続的なまちづくりを行うためには、地域行政、地元企業などが連携し、その地域ごとの事業主体を構築することで、地域住民や文化、信仰、風習等に寄り添った「まちづくり計画」を策定することができるとの説明を受けました。 また、丹波篠山市では物件を集約してエリアマネジメントすることで、面でのまちづくりを実現されました。空き家に入るテナントの業種や、営業内容等を指定し、改修費用を抑えることで入居者の負担を軽減するなど、具体的な取組や12の開発スキームについても説明いただきました。 2日目は兵庫県淡路市北部一帯を中心に、外食等をメインに地方創生を行う(株)バルニバービオーガストを視察し、取締役の井上氏より説明をいただきました。何もない土地に「食」「体験」「地域資源」「交流」の要素を組み合わせた施設、まちづくりを行い、単なる観光施設だけでなく、地域の交流拠点としての役割を果たす施設を作ったことが、淡路島内外からの支持を集めたと説明されました。 参加者からは「あらかじめ事業主体側が空き家の用途について決定しておくメリットは大きい」、261819商 工 会 議 所 の 動 き講演会「データで読み解く! 最新インバウンド市場と旅行商品トレンド」を開催「2025大阪・関西万博会員ツアー」を開催「米子市のまちづくりに向けた先進地視察研修会」を実施

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